【アニメ化】異形のかつての英雄は、今は獣と呼ばれている—『かつて神だった獣たちへ』感想
今回紹介するマンガはこちら。
『かつて神だった獣たちへ』(めいびい)
戦争を終らせるために、禁忌の技術を使って作りだされた異形の兵士”擬神兵”を巡るアクションファンタジーです。別冊少年マガジンにて連載中。
月並みですが戦争とは? 平和とはなにか? いろいろ考えさせられました。
今年の夏からアニメが放映されるようなので、ぜひアニメが始まる前に読んでみてください!
今なら3巻まで無料で丸ごと読めます。
『かつて神だった獣たちへ』あらすじ
禁忌の技術をもって作り出された異形の兵士“擬神兵”。戦乱の国を和平へと導いた彼らは“神”と称えられ、英雄となったのだが、内戦から時を経た今は、ただ“獣”と呼ばれている……。その擬神兵たちを殺すために旅を続ける“獣狩り”のハンク。そして、擬神兵だった父を彼に殺された少女、シャール。父が殺された意味を知るため、シャールは、ハンクと共に旅することを決意する!
『かつて神だった獣たちへ』感想
戦争を終結させるために 創り出された”擬神兵”。彼らは人の姿と引き換えに、神のごとき力を手に入れた。しかし世界が平和になると、その過ぎたる力は人々に恐れられ、”獣”と呼ばれるようになった———
もうね。大切な人を守るために力を手に入れたはずのに、平和になったらその力のせいで大切な人に疎まれるとか皮肉すぎて悲しくなる。
民衆の手の平の返しっぷりに怒りさえ感じますが、それは傍観者の立場だからこそ言えること。
現実にもし自分の理解できない力を目の当たりにしたら、同じような反応をしてしまうのは想像に難くありません。
話は変わりますが、本作の見どころはなんといっても圧倒的なリアリティの高さでしょう。
登場人物たちの想い、悲しみや怒りといった感情、葛藤がひしひしと伝わってきました。感情移入して読むとあまりの息苦しさに呼吸さえ忘れてしまうほど。
特にシャールに感情移入すると心がジェットコースターのように揺れ動きますね。私のお気に入りのキャラクターです。
『かつて神だった獣たちへ』面白いのでぜひ読んでみてください!
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