教師と生徒の狂い愛が面白い!『ホームルーム』感想
今回紹介するマンガはこちら。
『ホームルーム』(千代)
このマンガを初めて読んだとき、貴志祐介の『悪の教典』を思い出しました。
というのも『悪の教典』に出てくる蓮見先生と、本作品の愛田先生にはかなり共通点があるんですよね。
例を挙げると
- カタカナ4文字のあだ名がついてる(ハスミンとラブリン)
- 担当科目は英語
- イケメン
- 生徒に人気
性格面も同様、こちらの先生もなかなかにヤバいです(さすがにハスミンにはサイコパス度で負けてますが)。
『悪の教典』と違う点はヒロインもイカれてるところですね。二人はある意味お似合いのカップルなのかも?
『ホームルーム』のあらすじ
女子高生の幸子はクラスで毎日いじめにあっていた。犯人は不明。
でもそんな日々も辛くない。
だって憧れの愛田先生がいつも助けてくれるから。
幸子にとって、愛田先生はまさしくヒーローそのものなのだ。
そんな愛田先生にはある隠された秘密があって……?
マッチポンプ乙!と言いたくなった
ネタバレになりますが、毎日幸子に不快ないじめを行っているのは愛田先生です←
彼は幸子に恋しており、それゆえに幸子のヒーローであろうとします。
自分でいじめて自分で助ける、いわゆる自作自演で愛田先生は幸子の愛を得ようとしているわけです。
いやー、いい感じにイカれてますな~。
怖かったシーン
『ホームルーム』は話が進むにつれてホラーテイスト感が増してきます。
個人的に衝撃的だったシーンがこちら。
引用:『ホームルーム1巻』(千代)
夢に出てきそう(笑)
生徒の家に普通に不法侵入してますからね、この教師(しかも裸で)。変態すぎてワロタ。
ただここまで大胆なことをやってても、なぜかレ〇プまでには至ってません。
愛田先生的には幸子を大事にしてるつもりなのでしょうが、このことがかえって異常性を感じさせますよね。
自作自演のいじめは思わぬ展開へ……!?
幸子の愛を得るために、日々マッチポンプでいじめを行っていた愛田先生。
しかしある日を境に身に覚えのない幸子へのいじめが発生します。
持ち前の正義感から犯人探しを始める愛田先生ですが、その正体はかなり意外な人物で……!?
詳細はネタバレになるので控えますが、ここからヒロインの異常性も見えてきて話の面白さが加速しましたね。
『ホームルーム』感想
異常愛を描く本作品。全体的な感想を言えばかなり面白かったです。
唯一不満点を挙げるならヒロインがかわいくないことかな(笑)
これは個人的な嗜好の話になるんですけど、自分あまりメガネっ娘は好きじゃないんですよね←
絵柄もリアルよりなので余計にかわいく感じなかった。まあメガネを外した姿はそれなりによかったですけどね。
とは言ったものの、それはあくまで二次元という枠に当てはめて見た感想。
『悪の教典』みたいに実写化すればおそらくかわいく感じられると思います。
もしメディア化するのであれば、アニメではなく実写版でやってほしいです。
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